ボーディングスクールとは

ボーディングスクールとは、寮制の学校です。大抵のボーディングスクールでは広大な敷地に充実した設備を有しています。徹底した少人数教育を行い、学校での授業だけでなく、寮での生活時間も通して、自立した真に自分で考える力のある人間を育てることを目的としています。多くのボーディングスクールでは、卒業生からの寄付が多く、潤沢な資金を有しています。

この資金を使って、優れた教師をそろえ、生活・学習環境を整えています。日本では中学3年生から高校3年生までの生徒で留学するケースが増えてきました。年代が上になるほど、要求される語学力が高くなります。そのため低年齢のうちに留学する方が結果的にハードルは低くなるといえます。

子どもをボーディングスクールに通わせたいと思ったら、早い段階からの準備が必要になります。アメリカにあるスクールにするのか、ヨーロッパにするのか、アジアにするのか、各校独自の特色がありますので、よく比較検討してどこに行くのかをまず決める必要があります。留学をサポートする会社はいくつもありますから、そういったところに相談し、必要な情報の提供とアドバイスを受けるといいでしょう。学費は年間で数百万から一千万近く、また長期休暇のたびに帰省する費用などもかかってきます。

何度かは親が渡航する必要が出てくることもあります。子どもだけでなく親の覚悟も必要となってきます。多くのボーディングスクールでは夏に短期のサマースクールを開講していますので、どのようなものか、試しに参加してみるのもいいでしょう。