ボーディングスクールに入学することを検討する場合、当然のことながら試験をパスする必要があります。イギリスの場合にはボーディングスクール独自の試験を受けてもらうという流れになります。英語と数学が対象になっており、数学も英語で書かれたものを解かなくてはならず、辞書などを使うことができません。そのため、イギリスのボーディングスクールを希望する場合には何年も前から準備をする必要があります。
アメリカやカナダのように書類審査だけで入学をOKするところもある一方、TOEFLなどで英語力を見て、数学や英語の基礎学力をチェックする試験を受けてもらうところも存在します。オーストラリアでは一定の英語力を証明するよう受験者に求めており、AEASと呼ばれる、オーストラリアの中学などに留学する際に課せられる試験を受けさせたり、語学学校に通うよう求めたりするケースもあります。ほかの諸外国でも同様で、英語力の強化が何より求められます。書類審査だけで行けるところも存在するため、そこに入学してから同時並行で語学力も鍛えていくということも必要ですが、やはり準備が大切です。
高い英語力を確保するには1年や2年では不十分で、3年程度の時間が必要とされています。また、日本で行われているような英語の試験や検定ではなく、全世界で行われているようなもので英語力をチェックする方が確実です。そして、ボーディングスクールのエージェントなどに確認してもらうのもいい手と言えます。
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