ボーディングスクールってどうなの？

ボーディングスクール（BoardingSchool）とは、全寮制の寄宿学校のこと。家族と離れて暮らし、寮生活を行う中で学業はもちろんのこと人間力そのものをアップさせる教育を行います。少人数教育で、スポーツや芸術性を育てていきながら、大学進学率もほぼ100％であり、リーダーシップを発揮できる力を育成し、ボランティア活動にも精力的に参加するという、自らの力で人生を切り拓いて行くことのできる人を目指した教育が行われています。ボーディングスクールの種類は多様化しており、男子校、女子校、共学校はもちろん、特定のスポーツに強い学校、芸術や音楽に力を入れている学校、低学齢対象の学校、障害を持っている生徒を専門に教育する学校など様々あります。

ボーディングスクールのある国は、国際色豊かな学生と教師が多いというスイス、オックスフォード大学やケンブリッジ大学といった名門校へ多数の生徒を排出しているイギリス、主に対話形式によるディベートの少人数授業が行われるアメリカなどが有名です。ボーディングスクールを短期間体験する「サマースクール」というシステムもあります。大体6～8月の間に2～8週間で行われ、世界各国から生徒が集まってきます。ここで求められるのは自主性。

その特性上、ボーディングスクールでは英語が用いられることがほとんどですが、言葉が分からなくてもどのように自分の力で日々を過ごしていくのかという課題をクリアしていくことになります。しかし、実際に体験することで自分に自信が持てるようになり、その後のステップアップに繋がっていくのです。