ドクターヘリとは、救急医療用の医療機器を装備したヘリコプターです。

救急専門の医師や看護師が搭乗して救急現場へ向かい、現場から病院までの間に、患者へ救命医療を行うことができるため、いち早く初期治療を行うことができるようになり、搬送時間の短縮と合わせて救命率が向上すると考えられています。また、ドクターヘリによって、大規模な災害の起きた現場に迅速に医師を送り込むことができ、素早く現場における救命活動ができるようになることから、災害時にに重宝されています。

ドクターヘリの最大の特徴は、その速さです。時速200キロから250キロで飛行することができ、救急車の約2~3倍の速さで現場に駆け付け、そこから病院へと搬送することが可能です。しかし、有視界飛行であるため、夜間や悪天候時には使用することができないという欠点もあります。日本におけるドクターヘリは、阪神淡路大震災が誕生のきっかけとなりました。

その後2001年に岡山県で日本で初めて配備されて以降、現在43都道府県で53機が配備され、大きな成果をあげています。しかし、1機2億円という高額な運用費から、本当に必要な僻地や離島などでの配備が難しいという意見もあります。このように、ドクターヘリの存在のおかげで助けられる命が増えるのです。上記のように乗り越えなくてはならない欠点はありますが、災害現場などにおける患者の生存率向上のためにも、有効に活用していく必要があります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *