ドクターヘリとは救急医療用の資機材を搭載し、医者や看護師が乗り込んで傷病者の救護、搬送を行うヘリコプターです。

救急救命センターに勤務するフライトドクター達の奮闘ぶりを描いたテレビドラマ「コード・ブルー」で、その存在が広く知られるようになりました。ドクターヘリは、医者を乗せて走るドクターカーのヘリコプター版で、専用のヘリポートを備えた医療機関に配備されています。ドラマを通じて印象的なデザインの機体を知った人も多いのではないでしょうか。現在は全国43都道府県で50数台が稼動し、救急救命医療の一翼を担っています。

年間の出動件数は360件ほどで、消防機関などから出動要請が入ると医者や看護婦を乗せて現場へ急行し、処置を施しながら医療機関へと搬送します。医師らが直接現場に行くことでいち早く治療を開始することができ、救命率が向上が期待されます。救急車やドクターカーでは到着までに長時間を要する場合や離島、へき地、一刻も早い現場での処置が求められる場合などに出動します。

東日本大震災など大規模災害時にも活躍しています。現在のカバー人口は約3400万人で、さらなる拡充が求められているもの、導入と維持には多額の経費が必要となり、財政的な問題が大きくのしかかります。ドクターヘリは離島やへき地の救急患者の治療や大規模自然災害時の人命救助、一刻を争う傷病者の救命率向上に大きな役割を果たしており、可能な限りの拡充が求められています。

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