スマートフォンなどインターネット環境が当たり前になると、多様な情報が瞬時に共有できます。

空間情報もその一つで、特定の場所や位置情報について第三者が確認できれば、たとえば火事など災害時に速やかな救助活動が可能ですし、初めて訪れる場所でも道順を確認しながら移動できます。空間情報は個人間の利便性にとどまらず、行政が民間と連携して病院や介護施設の情報を提供したり、従来は回覧板など紙媒体で連絡していた犯罪情報を地図上に掲載することも可能です。防犯の観点でいえば、空間情報を利用して登下校時の子供の居場所をつぶさに監督する利用は、既に誰もが知っている方法です。

海外の有名な企業の地図サービスでは、飲食店やサービス業など自社の名を地図に掲載できたり、目的地までの道順や距離を提示するなど広告やマーケティングに役立てることさえ可能でしょう。私たちが毎日何気なく確認している天気予報も空間情報に他ならず、情報技術の進歩によって数時間後の天気の変化まで分かります。より高度な技術では宇宙開発や軍事利用も、身近なところではカーナビも空間情報です。

今後ますます利用の機会は増加する見込みで、測量の際に瞬時に計測できることはもとより、広範囲を計測するため無人航空機に搭載する機器は既に生まれています。デパートなど店舗に機器を設置すれば、リアルタイムで客の状況が各自の携帯端末で把握できたり、映像から直ちに3D地図を製作するといった技術開発も着々と進んでいます。

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